2014年5月31日土曜日

投資の勝ち負け

こんにちは藤原です。

本質的には投資は人生を豊かにするために行うもので、
別に1日や1ヶ月といった短いスパンで勝ち負けにこだわる必要はないと思っています。

一方でやっぱり買った負けたで一喜一憂するのは楽しいし、
負けてる時には問題点を改良するチャンスだったりもするので、
そういう意味では勝ち負けを把握することは必要と思います。

でも、勝ち負けと言っても何と比較して言っているのか曖昧だったりするんですよね。

システムトレードをやっていると何でも定義したくなるクセがつきますので、
今回は自分なりの投資の勝ち負け基準を定義してみました。

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藤原式「投資成績 勝敗基準」

期間は1日でも1週間でも1か月でも連続した同じ間隔であれば何でもよい。

勝敗判定基準は以下の3点

1、確定損益が0円以上なら勝ち。
「投資をする」VS「投資をしない」

比較対象としては、銀行に貯金してた場合(リスクもリターンもほぼ0の状況)との比較。

確定損益がプラスかマイナスかというのは、一番多くの投資家が体感的に理解できると思われる基準。

一見大したこと考えていないように見えて、
実は一番大枠の判断基準が試される、戦略レベルの勝負。


2、日経平均の騰落率を上回っていれば勝ち。
「日本株に投資した自分」VS「日本株に投資した他の投資家」

比較としては、他の市場参加者との比較。
(外国株の場合はそれぞれの国のインデックスと比較する。)

多くのプロのファンドでもインデックスに継続して勝てないという事実があるなかで、
勝ちが続けばプレイヤーとして技量が高いということを証明する、戦術レベルの勝負。


3、確定損益の実績が自分の採用しているストラテジーのバックテスト結果を上回っていれば勝ち。
「左脳(システム)+右脳(裁量)」VS「左脳(システム)

システムトレーダーが楽しめる勝負。

自分が論理的に勝てると考えて導入したストラテジーのはずなのに、
実運用では裁量を入れたりして素直にシグナル通りには売買できなかったりします。

システムトレーダーの中には裁量を絶対悪のように扱う人もいますが、
自分はストラテジーを改良するためにも、より長期的に運用をするために心理的負担を軽減するためにも、ひらめきを軽視すべきではないと考えます。

ただ、継続して利益を上げていく為には自分のひらめきがどの程度、
利益の増加(または減少)に影響しているかを把握しておく必要はあります。

その為、確定損益の実績とバックテスト結果の勝敗は、
自分の裁量投資の適性を測る勝負となります。


皆さんは投資、勝ってますでしょうか?
自分はぼちぼちです・・・。

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